庭しごと

おりおりの花

あ行

アガパンサス

ユリ科

なぜかふきゅの庭に20株ほど植わっている。

というのも、やはりふきゅ母のせい、いや、おかげなのだけど、実家から(株分け?)苗を持ってきてせっせと隣家とのボーダーに植えていた。

ところが、このボーダーなる場所。ふきゅにとってはいろいろと思うところがあって、自分なりのボーダーガーデンの構想があったため、幾度となく掘り起こしてはあちこち植え替えられているという受難の花。

根は太く水平によく張っていて、どこにでもすぐ移植されるところからして、育てるのが楽な花なんだろう。ほっといても存在感のあるキレイな花を咲かせるし。

今じゃ、母から「アガパンサス咲いた?」と電話がかかってくると夏が来たなぁと思うようになってます。

アブチロン

アオイ科アブチロン属

プチパニエというサントリーのブランド。

ふきゅ母がホームセンターで見つけて一目惚れして買ってきたもの。ふきゅにしてみれば、いつの間にやら庭先に鉢が置かれていたって感じであまり思い入れはなかったため、 昨年の冬は一応軒先に避難させていたものの全く手入れしていなかった。・・・にも関わらず今年も夏から秋にかけて次々に花を咲かせていて、11月も中ごろにさしかかろうというのにまだつぼみをもっている。

かわいい花だし、今年はちゃんと手入れしてあげて来年もっとたくさん花をつけさせてあげよう!・・・そう誓う2004年の秋。

ちなみに、アブチロンの語源は牛の下痢止めだそうな...。

アリッサム(スイートアリッサム)

アブラナ科

別名:ニワナズナ

「花壇のふちに植えておくといいんだよ。」と教えてもらったのだけど、どういうわけか母は「アリッサム」という名前を知りませんでした。ともかく、グランドカバーになるし、白の他ピンクや赤系でいろんなグラデーションがあって楽しめるし、しかもいい香りもするし…、いいことずくめです。

さて、今年の春、ホームセンターでふと思い出して買ったアリッサムが今(12月)でもまだ咲いてます。この花は普通には一年草として売られていますが、夏の管理がうまくいくと多年草として活躍してくれるようです。

世の中には、このようにいわゆる「一年草扱い」になってる花は結構あるようで、実はパンジーやビオラなんかも夏涼しくしてやれば毎年花を咲かせてくれるんだそうですね。日本の夏は厳しいから難しいだけで。

それを知ってからちょっとまたガーデニングが楽しくなった気がします。