庭しごと
ガーデニングのツボ
どこで苗を買う？
- ホームセンター
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ある程度DIYでガーデニングしようと考えたならば、ホームセンターは欠かせない存在になるかと思います。本格的なDIYをしないまでも、スコップやプランタなどの必需品を揃えるのに最も手っ取り早いからです。ふきゅの庭の草花も大半はホームセンターで仕入れたものです。では、ホームセンターで苗を仕入れるメリット・デメリットって何でしょう？
まず、メリットですが、特に初心者にはありがたいことに、「今植えるべき一年草は何か？が一目でわかる」ということがあげられます。どういうことかというと、春から夏にかけてはペチュニア・ニチニチソウ・サルビアなど、秋から冬にかけてはひたすらパンジー・ビオラといった人目を引く色の花たちが正面に所狭しと並べられるのですから。
そこに並べられている苗を買ってきてプランタに並べるだけで、庭が一気に華やぎます。しかも、大量に並んでいますから、自分の好きな色を選べるし、それなりに「目」を持っていれば状態のいい苗を選ぶこともできます。
しかし、苗についてる札に書かれた花の名前が微妙に間違っていたりすることも多く、花に対する知識は今ひとつのことも少なくないようです。また、仕入れからある程度日数が経っていると、状態のいいものを探すことが困難になるということも体験しています。
旬の一年草ばかり並べているということは、逆に言うとありふれた花しか置いていないということにもなりかねませんが、まず、低予算で庭（ベランダ）を華やかにしようというつもりで利用するときには賢い選択と思います。
- 花屋さん
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ホームセンターと花屋さんの違いは何かというと、基本的には商品知識ではないかと思っています。（違うかもしれません）
そこに着目すると、花屋さんの上手な利用の仕方がわかるのではないでしょうか。つまり、店員の方をつかまえてあれこれ聞く、ということが花屋さんを利用する際のメリットを最大限生かすということに繋がると思います。
特定の苗についての情報や、「うちの庭（ベランダ）の条件はこんなんだけど、何を植えたらいいかな？」なんて相談にものってもらえると思います。「春にはだまってペチュニアを買え」的なホームセンターとは違ったちょっと進んだ花選びの方法が見つかるかもしれません。
同様のことが植木を買うときの植木屋さんの利用にもあてはまるかと思います。ただ、経験的に、ちょっとは知識をもっていかないと相手にされない可能性があります。だって、自分が大事に育てた花や木が何も知らないからといってめちゃくちゃにされるのは花屋さんや植木屋さんだっていやなはずですから。
- 通販の利用
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店頭で買うことと、通販を利用することとの間には二つの大きな違いがあります。一つは、送料がかかるという点（送料無料とかいう場合もありますが、原則的にはどこかの価格に上乗せされていると考えるべきでしょう）。そしてもう一つは、苗を自分で選ぶことができない、という点。
例えば、送料全国一律500円と謳っているとします。店頭では1ポット100円するパンジーが20ポット1200円、と、1ポットあたり60円の安値で売られていたとしても、それだけを買うとしたら送料込みの計算をすると1ポットあたり85円。15円のアドバンテージになります。しかし、送られてくる苗はどういう状態のものが来るかわかりませんから、100円出して自分で選ぶことと比べて、「すごく得した！」という気分にはなれないかもしれません。一種の賭けみたいになってしまいます。
トータルで考えると「安く上げるために通販」はかなりの価格差がないと難しいかと思います。では、通販を利用する価値はどこに見出せるでしょうか？
自分が思うには、それはずばり、通販カタログです。自分の庭（ベランダ）の条件に合った花をじっくり選べる他、他所では見たことがない珍しい苗を売ってるかもしれません。ホームセンターや花屋さんではなかなか手に入らないような苗を買うことができたらそれは通販を利用した甲斐があったってものです。
また、近所に信頼できる花屋さんが無い場合、ネット販売している花屋さんを頼るということもいいのではないでしょうか。この場合も信頼できるかどうか、が問題ですけど、必ずしも近所になくていいという点で選択肢が広がるわけですから。
- （ネット）オークションの利用
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個人的に最近はまっているのがこれ、某大規模オークションサイトで買う方法です。特に植木で利用しています。オークションを利用するときの利点は何かというと、いくつかあります。
まず、出品者が花屋さん（業者）である可能性が高く、その出品物ややりとりの様子からリピーターになるのもいいかもしれません。また、業者であるならば運送業者と契約していて送料が安くつく可能性も高いです。
もちろん、オークションですから比較的安価に手に入れることができる可能性が高いです。
そして、植木（高額商品）の場合、一品ずつオークションにかけられますから、サイトに掲載された写真などからその（個体の）苗の様子がわかるため、通販で単に「株立ち樹高1.0m」と書かれるのと違って、枝ぶりや株立ちの様子など判断する材料が多く提供されます。
つまり、オークションを利用すると賢い買い物ができる「可能性がある」わけですが、必ず賢い買い物になるかというと必ずしもそうではないでしょう。これは、花苗（植木苗）に限らずどのカテゴリのオークションでもあてはまることかとは思いますが...。ともかく、上手くすれば（自分で選んだ）状態のいい苗を安値で手に入れることができるかもしれない、というのは魅力です。当然ながら、オークションを利用するためには最低限、相場感覚は身につけておく必要があります。